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2012年9月18日 (火)

【イベント情報】第28回水郷水都全国会議大会in津南

総延長367キロの大河信濃川が刻んできた雄大な日本一の河岸段丘(越後妻有地区)で、今夏も現代アート展“大地の芸術祭”がおこなわれている。「悠久の歴史」を映す中流域の風土にふさわしい。近くの阿賀野川水系・只見川の銀山平には、作家・開高健の文学碑「河は眠らない」が建つ。歳月も川の流れのようにとまらない。時代の激流に洗われ、人は何が「原点」であったかを忘れがちである。
 1984年、琵琶湖で開催された第1回世界湖沼環境会議に触発されて、翌1985年に第1回水郷水都全国会議が島根県松江市で開かれた。その松江宣言では、「都市と水との共存関係こそは、地域社会の基盤である」として、住民が水都再生のまちづくりに参画する権利を確立することによって、「はじめて魅力ある地域社会を創造することができる」と謳っている。この確信に支えられて、国が強行した「中海・宍道湖の淡水化計画」を阻止し得たのであろう。
 また、「日本名水百選」は環境庁が各都道府県に名水候補地を推薦してもらった784件の中から、慎重に選定(1985年)された。その基準は何であったろうか。選定委員を務めた伊藤和明さんは、「まず、水質、水量、周辺環境、親水性の観点からみて、良好な状態にあること。そして何といっても、地域住民などによる名水保全の活動があること。この二点を必須条件とした」と記している(木原啓吉編『水の時代をひらく』LGC総合研究所、「『名水百選』と水環境の保全」)。
 3・11以後の揺らぎの時代を生き抜くためには、「自然との共生」を根本的に再考する必要がある。12,000年余の縄文の歴史文化を誇る、日本名水百選「竜ヶ窪」の里・新潟県津南町で開催される第28回大会が、「原点回帰」になることを心から期待し、多くのみなさまのご参集を乞う。
  大会実施要項
●第28回水郷水都全国会議大会
⑴日 時 11月24日(土)13:00開場~25日(日)12:00閉会。
⑵会 場 津南文化センター(新潟県津南町下船渡丁2806-3、☎025-765-3134、JR飯山線「津南駅」徒歩22分)。
⑶参加費 2,000円(資料代等、事前振り込みが原則)
⑷内 容 
①全大会<ホールで目標200人>13:00開場、13:30開演~
 ○全国実行委員会共同代表あいさつ …………………………… 13:33
 ○現地実行委員会委員長あいさつ ……………………………… 13:36
 ○事務局からのガイダンス(日程、資料、宿泊等)……………… 13:45
②基調講演(各45分質疑応答を含む)
 ○「大河信濃川が育んだ縄文の里」…………………………… 13:45~14:30
   講師:佐藤 雅一 (津南町「農と縄文の体験実習館」学芸員)
 ○「川とは? 水枯れの大河・信濃川に鮭の道を拓く」…… 14:31~15:15
講師:大熊  孝 (水郷水都全国会議共同代表・新潟大学名誉教授)
●休憩<15分間、センター内の分科会会場に移動>
③分科会(@15分、各先着5報告で締切。調査研究や地域での実践を発表しませんか。「成果」ばかりでなく、失敗例なども歓迎)。万一、報告者が少ない場合には、統合・再編を検討。………………15:30~17:20

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