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2011年10月12日 (水)

地球のバランスと現代科学

先日大熊孝先生の紹介で畠山重篤さんの講演を聴いてきました。

畠山さんの勉強熱心さにはすごい物があります。元々牡蠣漁師ですが、その方が化学をきちんと理解されているのですから。

前に内山先生の話を取り上げていますが、専門家というのは専門用語がわかる人だけの狭い集団です。専門家でいることに浸っている。針の穴より細かい分野を研究している人の集団に、素人が入っていくだけでも大変なことなのに。

しかし本を読んで思うのは地球というのは良くできている物です。ppb(10億分の一のオーダー、中国の全人口からたった一人を捜し出すレベル、測定誤差の範囲)で作用するか作用しないかが変わる。しかし従来の科学では当然はかれないので、人体への影響を含め無視されてきたわけです。目に見える物だけが世界のすべてだと思っていた。愚かな人類です。

だからといって「私は危険だとあの時から主張した」と言ってもそれもまた無意味なことです。その人だってテクノロジーの恩恵を直接は受けなくても地球温暖化による穀物収穫増など少なからず受けていたのですから。今大切なのは犯してしまったミスをどう取り返すかです。人間は常に過ちを犯す物です。何しろ地球の歴史上生息時間が一番と言っていいほど短い生き物なのですから。そんなものが地球の長になったつもりでいたことがおこがましいことなのですが。

人同士で奪い合うより地球のメカニズムを知れば、エネルギーも食料も水も、もう少しうまく作れるようになるはずです。テクノロジーは平和のために使わなければいけません。物理定数(例えば距離、時間、質量など)に虚数を認めればもっと科学は発展できると思うのですが、意外と一度決めたことを替えることに抵抗が多い物で。

何もしなければ確かに地球の自浄作用によって良くなるわけですが、それを待っていても我々はおそらく死んでしまうわけですから、このまま生き続けるための行動をしなければいけません。一番悪いのは結局何もできないからと他人事でいることです。

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