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2011年9月29日 (木)

若者の立ち位置

第169回J.I.フォーラム「若者が実践し、考える『政治の中身』」を聞いて から続いています。皆さんのコメントが長くなったので、自分の意見とは分けました。

都会は死んだ魚のようなただ生きている人が多い気がして、どうもすきになれないから、上野村に住みたいと言っているわけですが、しかし絶対数が多ければ、他人からの刺激を受ける中で、感化されて優秀な人も多いと思います。それ故昨日フォーラムを聞きに行ったときは、自分と同じ、もしくは若い人が社会の中で活躍する姿を見て、地方にいる自分はおいて行かれた気がしていました。

確かに自分は内山節先生を始め、いろいろな方を追いかけてはいますが、実際に行動をしているわけではない。それに対して社会起業家としてフォーラムに呼ばれる同世代がいることもまた事実。逆に何もせずただ、日々を過ごしてしまっているもったいない人がいるのもまたしかり。少し我々若者が何をすべきか考えてみようと思います。

今までの世の中はアメリカ社会にあこがれをいだきいかに欧米化していくかがポイントだったように思います。

いくつか例を挙げれば、地方を切り捨て、都市が逆得れさえすればよいという幻想。

自分の現在の支払い能力を超える分はローンを組んで家を買う。典型的なアメリカ型の消費にあこがれた時代。

余剰に生産することにより支えられていた生活。

これがリーマンショック、原発のメルトダウンなどシステムの崩壊をまじまじと見せつけられた私たちはどうしたらいいのか。何もしなければ社会の大きな渦に飲み込まれて、そのまま流されてしまう。かといって目標もないまま移動することもできない。

我々若人にできることは、「行動」することだと思います。確かにローカルサミットのように行動的な大人たちもいるわけですが、私たち若者に許された特権若さをフルに使うべきです。若いと言うことはそれだけで許される失敗も多いです。しかし今高学歴になり、私も含めて行動よりも先に頭で考え、是非を判断してしまいます。リアルはバーチャルとは違いますし、シミュレーションはある仮定の範囲でしか成り立たないのですが、先日の内山先生の話にあるように専門家たちにいいように誘導されてきてしまいました。

最低限生活レベルを下げる必要があるのは間違いがありません。完全鎖国をしていた江戸時代には人口は今の半分程度。このレベルであれば今の食糧自給率であっても何とか生きていける範囲だと思います。だから人口が明日半分になればそれで済むかという議論ではありません。

何しろエネルギーはほとんど自給できていないので、エネルギーの自給率で言うとほとんどの日本人が日本に住むことができません。高学歴は幸いなことに原発足りないキャンペーンを見抜くだけの力を私たちに与えました。昔だったら東電の言いなりになっていたことでしょう。そしてこんな事故があっても原発の必要性を言い出す人が多いことでしょう。節電することで社会の余剰も見えてきました。これで生活が成り立つのですから。しかしまだまだ、自給するためには足りないのでより改善していく必要があります。

三人委員会哲学塾で昨年「世代交代」というテーマでやったときに、今のこの状況を引き起こしたのは大人たちであるのに、その責任も取らないままに世代交代されることに違和感を感じていたわけですが、今はそんなこと言っていても仕方ないところまで追い込まれてきました。何しろ現実の時間は動き続け、そして問題は山積みなのですから。いつまでも他人に責任を求めて待っているだけでは、何も状況は変わりません。負の遺産を我々が精算しなければ生きていけないのですから。

先輩方のアドバイスを伺いながらも、自分の道を歩いていくしかありません。夢がなければ行動につながらないわけですが、今の状況の中で夢を描けと言うのは酷なのかもしれません。そうであれば、せめて無事に生きていられることへの感謝をしていくしかありません。自分が不幸だと思っているかぎり、永遠に幸せにはなれないのですから。

何事も発言は自由なわけですが、それを行動に移さなければ実績になりません。若者に必要なのは実績をつけさせていただき、成長していくことなのですから。今後ローカルサミット ジュニアも開催されるようですので、自分も活動してお呼びがかかるようにしていきたいですね。

持続可能性が最近のテーマな訳ですが、持続可能とは何か難しい課題です。とりあえず長く続いてきたことは価値があるわけですが、時代とともに変化が必要。形を残すことが大切ではなく、その本質が大切なのですから。

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